日焼け止めを選ぶ際、SPFだけでなくPA表記も気にしていますか？PAは紫外線A波（UVA）に対する防御力を示す重要な指標です。本記事では、PAの意味やその重要性、日焼け止めのPA表記とその効果について詳しく解説します。これからの紫外線対策に役立つ情報をぜひご覧ください。

PAとは？日焼け止めのPA表記の意味と効果を解説

PAとは？

日焼け止めの効果を示す指標には、SPFとPAの2つがあります。SPFは紫外線B波（UVB）に対する防御力を示しますが、PAはUVAに対する防御力を示します。UVAは皮膚の深い層まで到達し、シミやシワ、皮膚の老化を引き起こす原因となります。

PAは「Protection Grade of UVA」の略で、「PA＋」「PA＋＋」「PA＋＋＋」「PA＋＋＋＋」の4段階で表示されます。＋の数が多いほど、UVAに対する防御力が高いことを示しています。

UVAは一年中降り注いでおり、室内にいてもガラスを通して肌に届きます。このため、シワやシミ、肌の老化を防ぐためには、日常的にUVA対策をすることが非常に重要です。

日焼け止めを選ぶ際には、状況や用途に応じてSPFとPAのバランスを見極めることが大切です。例えば、通勤や短時間の外出にはSPF30/PA＋＋程度の製品で十分ですが、アウトドア活動や長時間屋外にいる場合はSPF50/PA＋＋＋＋の高い防御力を持つ製品を選びましょう。

日焼け止めを効果的に使用するためには、適量を均一に塗ることが重要です。